[沖縄あるある]我が家では台風にきちんと（妻が）備える

「いらすとや」様

西日本に大雨を降らせた台風5号が東日本にもやってきましたが、日本海側に逸れたので関東は無事でした。その裏で、我が家では妻がしっかりと台風への備えをしていました。

まず、家に帰るとなぜか物干し竿が家の中にあります。理由を聞くと、台風だから普通は家に入れておくものだと言われてしまいました。関東の感覚だと高層階のマンションでもない限り、物干し竿をしまおうとは思いませんが、妻は絶対にしまうものだという感覚を持っています。

台風銀座の異名をもつ沖縄では、内地とは別次元の台風がくるそうです。妻いわく、物干し竿が空を飛び、洗濯機も空を飛び、台風の最中に出かけようとした人（主に引っ越してきたばかりのないちゃー）が、風にあおられたドアに挟まれて骨を折ることもあるそうです。その上、木や電信柱が折れて停電になり、普通は会社や学校が休みになります。


そんな家から出られない台風のときに沖縄で食べられる料理が「ヒラヤーチー」です。

「ヒラヤーチー」とは、平らべったい焼き物という意味の「ひらやき」のことで、沖縄風によんで「ヒラヤーチー」となった食べ物です。（「キ」が「チ」に変化するのは、沖縄方言の規則に当てはめると「沖縄」が「うちなー」になるのと同じですね）。私はこれを沖縄風お好み焼きと呼んでいますが、妻はヒラヤーチーはお好み焼きではない、これは立派な独立した食べ物であると譲りません。

作り方はすごく簡単です。
１．マグカップに小麦粉を適当にいれる。
２．適当に切った長ネギを１．に追加する。
３．１．に適当に水を入れて混ぜ合わせる。
４．サラダ油を適当に引いた鉄板に流し込んで両面を焼く。

簡単に作れますので沖縄料理初心者に絶対的にお勧めです。特に台風の日に食べると沖縄の雰囲気を堪能できると思います（笑）。
さあ、あなたも沖縄料理にレッツ・チャレンジ！


※沖縄といっても、本島の南北、離島で習慣や方言は異なっていますので、そのあたりはご承知くださいね。