2016年12月18日日曜日

[3539]ジャパンミート[東2] 17年7月期第1四半期決算

2016年12月12日にジャパンミートの決算が出ましたね。
想定していたよりも、売上・利益ともに微妙な実績でした。



【会社概要】
茨城県を中心にスーパーを展開。および肉のハナマサ、外食も経営している。
名のとおり肉の調達能力が高い会社(だが、今は日本全国規模ではない)。

【指標】
株価(円):1527
PER(倍):16.6
PBR(倍):2.05
ROE(%):12.5
自己資本比率(%):59.9
配当利回り(%):1.30

【売上(百万)】
1Q:24,587(-)
2Q:
3Q:
4Q:

【経常利益(百万)】
1Q:937(-)
2Q:
3Q:
4Q:

【チェック】
○売上
第一四半期の指標は正直に言って物足りず、予算に対して25%以下に進捗になっている。
売上減少の理由は不明(季節性?セールの不発?)。
店舗数は純増+2 
⇒成長ストーリーとしての店舗増。
 しかし、北関東とは違うエリアへの展開で失敗したら成長ストーリーは頓挫するので、その点は注意。
 短期的な下振れか?

○のれん
⇒懸念されているとおり84(百万)と若干重しになっている。
 東京本部ビル建設についてはあまり意味があるとは思えない(拡大を見込んで人材を集めやすくするため?)が、新加工物流センターへの投資は今後の拡大を考えても必要と思われる。ここが軌道にのることで合理化され費用が減っていってくれるかどうか。投資判断としてはニュートラルとする。
 
【アドジャスト】
特になし。
一時的に売り込まれることはあっても下記理由から大きく下がらないと予想して、放置。
12/13の午前中に1400円台前半まで売り込まれるが、午後になると買い戻し。

理由
①IPO時に東証1部か2部となり、結局2部で上場している。
 優待新設、配当増をし、安定的な個人株主を増やす施策をとっている。
 上場ゴールではなく、数年以内に東証1部に昇格するという期待。
②優待クッション
 冷凍肉の塊のインパクトは凄かった。(来年はもう少し小分けで欲しい)
③不況耐性銘柄

⇒PERが異常に吹き上がらない限り利確せずに塩漬け。
 上場してから1、2年で東証1部に上場してくれれば御の字。

きちんと自分の立ち位置を決め、それを軸に成長しようとしている会社という印象があるので、
強い不安も無く見ていられる。不安は新規出展がエリア拡大先で受け入れられるかぐらい。


※当ブログに掲載されている内容は、個人的見解に基づくものであり、特定銘柄への投資を推奨するものではありません。当ブログの記事に基づいて投資を行い損失が発生した場合にも当方は一切の責任を負いません。投資はご自身の判断と責任で行って頂きますよう、お願い申し上げます。

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